マイホームは多額の住宅ローンを組んで家を購入するのが普通であり、返済期間は20～35年の長期間に及びます。

住宅ローンの返済期間中には様々な人生の危機が起こる可能もあります。
給料が減給されたり、リストラされたり、病気で働けなくなったりする可能性は誰にでもあります。

夢のマイホームを手に入れたいあまり、がんばれば何とかなるだろうといった甘い考えから住宅ローンを借りてしまい、住宅ローンが払えず滞納してしまう、結果として住宅ローン破綻破産者となってしまう人は少なくありません。

2016年の住宅ローン金利は歴史的低水準。
8月時点のフラット35（最長35年固定金利）の住宅ローン金利は0.90％と1％を下回る水準。
大手都市銀行の10年固定型金利では0.5％と1％を大幅に下回る水準です。

この低金利の好機を逃すまいと銀行には住宅ローンの新規申し込みが殺到しています。
しかし、低金利の今のうちに家を買わなくてはといった焦りの心理から無理をして住宅を購入し、将来、住宅ローンが払えず滞納してしまい家を失うといった人が増えることが予想されます。

通常、住宅ローンが払えない滞納といった状態が3ヶ月～6ヶ月続くと家を差し押さえられ競売に掛けられることになります。

住宅ローンが払えない滞納といった状態になってしまったら、出来るだけ早く住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナーといった専門家に相談しましょう。

相談するのが遅くなればなるほど、解決を先延ばしすればするほど状況は悪くなり、マイホームを失うリスクは高まります。
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